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标准日本语初级 旧版 下册课文

作者:高考题库网
来源:https://www.bjmy2z.cn/gaokao
2020-10-25 09:57
tags:息子

产的拼音-europe怎么读

2020年10月25日发(作者:韦国清)


第26課 日本を勉強するのは、楽しいです。
(1)
の本を勉強するのは、楽しいです。
と、李さんは言いました。
李さんは、日本語を話すのが、上手です。
李さんは、空港で両替するのを忘れました。
(2)
今日は、田中さんは、空港で中国からの代表団を出迎えま
した。
代表団は、全部で5人です。
空港は、大勢の人で混雑していました。
空港に着いた人が、すぐに出迎えの人を見つけるのは、た
いへんです。
田中さんは、歓迎、中国訪日代表団と書いた大きな紙を持
って、出口で待ちました。
背の高い男の人が、
田中さんですか。代表団の李です。
と、言いました。
李さんは、日本語を話すのが、上手です。
ほかの4人に、田中さんを中国語で紹介しました。
李さんは、よろしくお願いします。日本の進んだ科学技術
を勉強するのが、楽しみです。


と、田中さんに日本語で言いました。
(3)
田中:日本語を話すのが、お上手ですね。日本は何度目で
すか。
李:初めてです。 ラジオで、日本語を勉強していますが、
外国の言葉を覚えるのは、楽しいです。
田中:そうですか。今回の来日の目的は、ロボット展示場
や自動車工場の見学ですね。
李:はい。進んだ科学技術を勉強するのが、楽しみです。
田中:明日から、忙しいですよ。今日は、ホテルでゆっく
り休んでください。
李:空港で日本のお金に両替するのを忘れましたが、大
丈夫ですか。
田中:ええ。ホテルでもできますよ。

第27課 食事の時、日本人ははしを使います。
(1)
食事の時、日本人ははしを使います。
家に上がる時、靴を脱ぎます。
食事をしながら、話しませんか。皆さん、きっと、おなか
がすいているでしょう。
と、田中さんが言いました。


(2)
今夜、田中さんは、李さんたちを、ホテルの近くの日本料
理店へ案内しました。
李さんは、まだ一度も、日本料理を食べたことがありませ
んか。
有名な店ですから 、いつもお客さんが大勢います。今日も、
たぶん混んでいるでしょう。と、田中さんが言いました。
店の人が、料理を並べながら、一つ一つの料理の名前と食
べ方を説明しました。
李さんたちは、ビールを飲みながら、食事をしました。
日本人は、食事の前に、いただきます。と、言います。
そして、食事が終わった時、
ごちそうさまでした。と、言います。
李さんたちも、日本の習慣にしたがって、そう言いました。
(3)
田中:料理はいかがでしたか。
李:とてもおいしかったです。たぶん、代表団のみんな
も、満足しているでしょう。
田中:それはよかったですね。
李:それに、器がとてもきれいでした。
田中:え え。日本料理は、器や盛り付けに、気を使います。
目で楽しむ料理と、言う人もいます。


李:ところで、日本の人は、食べる時あまり話をしませ
んね。
田中:ええ。中国ではどうですか。
李:いつもは静かです。でも、お祝いの時は、にぎやか
ですよ。みんなで話したり、笑ったりしながら、食
事をします。

第28課 わはしは今日、秋葉原へ行こうと思います。
(1)
はわしは、今日、秋葉原へ行こうと思います。
ラジオカセットを買おうと思っています。
秋葉原は、安い電気屋が多いので、いつも買い物客で混雑
しています。
午後から、雨が降るかもしれません。
傘を持って出かけたほうが、いいかもしれません。
と、田中さんが言いました。
(2)
今日の午前中、李さんたちは、銀座と浅草を見物しました。
朝から、朝が曇っていました。
雨が降るかもしれないので、みんな傘を持って出かけまし
た。
午後からは、秋葉原で買い物をする予定です。


秋葉原には、電気屋がたくさんあります。
電気製品が安いので、外国からの お客さんにも、人気があ
る場所です。と、田中さんが言いました。
李さんは、ラジオカセットを買おうと思っています。
そして、それを、息子さんへのお土産にしようと思ってい
ます。
(3)
李:午後から、秋葉原へ行くんですね。浅草から、どの
くらいですか。
田中:近い ですよ。でも、今日は車が渋滞しているので、
バスで30分以上かかるかもしれません。
李:買い物の時間は、どのくらいありますか。
田中:2時間の予定です。李さんは、何を買いますか。
李:ラジオカセットを買って、息子 の土産にしようと思
っています。ラジオカセットは、種類が多いですか
ら、買う時、迷うでし ょうね。
田中:そうかもしれませんね。買う前に、カタログをよく
読んだほうが、いいですよ。
そうすれば、性能と値段が、はっきりわかりますか
ら。
李:はい、そうします。


第29課 私の趣味は、切手を集めることです。
(1)
わたしの趣味は、切手を集めることです。
友達が、わたしにこの切手をくれました。
おかげで、東京で楽しく過ごすことができました。
李さんは、田中さんに、丁寧にお礼を言いました。
(2)
(わたしの趣味は、切 手を集めることです。これは、旅行
の記念に、日本で買った切手です。)
李さんは、田中さんに切手をみせました。
(それは、新しく売り出した記念切手ですよ。
黒いのは、清水寺の切手です。青いのは,銀閣寺です。
どちらも、京都にある有名なお寺です。)
と、田中さんは言いました。
(こちらの大きいのは、どこの切手ですか。)
と、田中さんは李さんに聞きました。
(これは、フランスの切手です。フランスに行った友達が、
くれました。)
李さんはそう言いながら、切手を丁寧に手帳に挟みました。
(3)
田中:明日は、京都に移動する日ですね。
李:ええ。いろいろお世話になりました。おかげ で、楽


しく過ごすことができました。
田中:どういたしまして。
李:ところで、田中さんの趣味は何ですか。
田中:映画を見ることです。李さんも、いつも 日本映画を
見てください。おもしろいのが、ありますよ。
李:ええ、ぜひ見たいです。 < br>田中:土曜日は、京都の市内観光の予定です。有名なお寺
や、庭園がありますから、ぜひ見てく ださいね。李
さんにとって、きっといい思い出になるでしょう。
李:ええ、楽しみにしてい ます。特に、清水寺と銀閣寺
を見たいです。どちらも、切手の絵になっています
からね。
田中:そうですね。実物は、絵よりもっと美しいですよ。

遣随使と遣唐使 今では、日本と中国の間を、1日に何便も飛行機が、
行ったり来たりしています。成田空港から北 京空港まで、
約4時間しかかかりません。
しかし、ずっと昔、日本から中国へ行くのは、と ても
大変でした。記録によると、7世紀から9世紀にかけて、
何度も日本の使節が、中国に渡 りました。この使節が、遣
随使と遣唐使です。


彼らの目的は、当時の中国の 文化や制度を学ぶことで
した。そして、政治、法律、芸術、宗教など、数多くの進
んだ文化を 、日本に持ち帰りました。また、鑑真のように、
日本に渡って活躍した中国人もいます。小さな船で海 を渡
るのは、とても危険です。彼らにとって、それは命がけの
旅だったでしょう。しかし、遣 随使と遣唐使が持ち帰った
中国の文化は、日本の文化に大きく影響を与えました。
今では、 交通手段が発達したので、簡単に外国へ行く
ことができます。しかし、遠い昔に、外国へ渡った人たち
の勇気と探求心を、いつまでも忘れないようにしたいと思
います。

第30課 冬になると、北海道や東北地方では、雪
が降ります。
(1)
冬になると、北海道や東北地方では、雪が降ります。雪の
多い地方では、3メートル以上積もること があります。
冬になっても、南の沖縄では、雪が降りません。
(2)
日本は、土地によって、気候が違います。
寒い地方と暑い地方では、生活のしかたが違います。
冬なると、北海道や東北地方では、雪 が降ります。雪の多


い地方では、3メートル以上積もることがあります。
11月から3月にかけて、人々は雪の中で暮らします。
そのため、屋根や道路の雪を取り除かないと、生活するこ
とができません。
屋根の上の雪を取り除くのは、たいへんです。
なかには、人を雇って、雪を下す家もあります。
東京では、冬になっても、あまり雪は降り ません。ですか
ら、人々は、雪に慣れていません。尐し雪が積もっても、
町中が混乱します。 電車が止まったり、車が事故を起こし
たりすることがあります。
(3)
王:おや、雪ですね。
田中:ええ。今夜は、積もるかもしれませんよ。
王:東京でも、積もることがあるんですか。
田中:ええ、たまに積もります。雪が積もると 、きれいで
すが、電車が止まったり、道路が閉鎖になったりす
ることがあります。
王:雪の多い地方では、もっとたいへんでしょうね。
田中:ええ。積もった雪を取り除かな いと、家がつぶれた
りしますからね。それに、作物が、雪の被害を受け
ることもあります。
王:北京では、雪が積もることはめったにありません。


わたしは、経験があり ませんが、雪国の生活はたいへんで
しょうね。

第31課 田中さんは、元旦に、初もうでに行くつ
もりです
(1)
田中さんは、元旦に、初もうでに行くつもりです。
田中さんの会社は、1月3日まで休みなので、家でのんび
り過ごすことにしました。
3日には、田中さんの家に、親戚の人が集まることになり
ました。
王さんは、日本の初もうでの様子を見たいそうです。
(2)
日本では、お正月を新暦で祝います。
大みそかになると、除夜の鐘が鳴ります。
鐘の音は,日本中で聞こえます。
田中さんは、元旦に、初もうでに行くつもりです。
そうして、家族の健康と幸福を、お祈りするつもりです。
王さんと張さんは、前から、初もうでの様子を見たかった
そうです。
元旦に,田中さんと行くことにしました。
ところが、張さんが風邪をひいたので、王さんだ け、いし


ょにいくことになりました。
(3)
田中:あけましておめでとうございます。
王:新年、おめでとうございます。
田中:初もでは、初めてだそうですね。たいへんな人出で
しょう。
王:ええ。本当にたくさんの人ですね。着物を着た女性
の姿も見えます。
田中:初もうでで 、みんな家族の健康や幸福を祈るんです
よ。中国では、お正月を旧暦で祝うんでしょう。
王:はい、春節と言います。日本のお正月より、1か月
ほど遅いんです。
田中:王さんは、春節には、北京へ帰らないそうですね。
王:はい。帰るつもりでしたが、大学の試験があるので,
あきらめました。
田中:そうですか。それは、残念ですね。

第32課 部屋の窓は、開けてあります。
(1)
部屋の窓は、開けてあります。
部屋の窓は、開いています。
ストーブが、つけてあります。


ストーブが、ついています。
張さんは、日本語で年賀状を書いてみました。
(2)
日本のお正月には、いろいろな習慣があります。
家や会社の玄関には、門松が飾ってあります
そして、家の中には、鏡餅が飾ってあります。
表では子供たちが,凧上げや羽根つきをして、遊んでいま
す。
凧上げや羽根つきは、昔からある遊びです。
王さんは、純子さんと、羽根つきをしてみました。
でも、初めてなので、なかなか上手にできませんでした。
年賀状は、中国にも日本にもあります。
日本では、新年になってから配達します。
張さんは、田中さんや日本の友達に、日本語で年賀状を書
いてみました。
(3)
年賀状の様子
あけまして。
おめでとうございます。
昨年はいろいろお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。


第33課 大みそかに、ギョーザを作っておきます。
(1)
北京では、大みそかに、お正月用ギョーザを作っておきま
す。
ギョーザ作りは楽しいので、みんな、時間がたつのを忘れ
てしまいます。
テレビで見ましたが、2月の北京は、とても寒そうです。
(2)
日本では、お餅を食べて、お正月を祝います。
北京では、ギョーザを食べて、お正月を迎えます。
お正月用のギョーザは、大みそかに作っ ておきます。そう
して、お正月にギョーザを食べます。
それぞれの家庭に、それぞれ違ったギョーザの味が、ある
そうです。
家族の多い家は、たくさん作っておかないと、すぐになく
なってしまいます。
今日、テレビで、北京の春節の様子を、紹介していました。
(2月の北京は、とても寒いで す。でも、家族そろって、
温かいギョーザを囲む様子は、和やかで楽しそうです。
それぞれ の家には、その家にしかないギョーザの味があり
ます。とても、おいしそうですよ。)
アナウンサーが、そう話していました。


それを見て、王さんはとても懐かしそうでした。
(3)
田中:テレビを見ている時は、懐かしそうでしたね。
王:ええ。家族のことを、思い出したんです。
田中:もう半年以上、帰っていないんでしょう。日本の生
活は、寂しくありませんか。
王:ええ。ときどき、寂しく感じることもあります。
田中:家族の皆さんは、お変わりないですか。
王:はい。最近来た手紙の中に、写真が入っていました。
みんな元気そうです。
田中:今年の春節は、家族のみなさんも、寂しかったでし
ょうね。
王:ええ。春節 に帰らないことは、去年、手紙で知らせ
ておきました。母から返事が来ましたが、残念そう
で したよ。
田中:もうすぐ、大学も始まるんでしょう。
王:ええ、来週からです。
田中:宿題のレポートは、もう書いてしまいましたか。
王:はい、もう書きました。試験も 近いので、そろそろ、
準備をしておかなければなりません。
田中:それでは、来週から、また忙しくなりますね。


気候と生活
日本は、土地によって、気候が違うので、生活の仕方
もさまざまに違います。
北の 地方では、冬になると、雪が積もります。雪の多
い地方では、家が雪の重さでつぶれたり、作物が被害 を受
けたりすることがあります。
ですから、雪国の人々は、雪の被害から生活を守るために、いろいろ工夫しています。雪国の屋根は、雪が下に
落ちやすいように、勾配が大きくなって います。勾配が小
さいと、雪が屋根から落ちにくいので、重さで、家がつぶ
れてしまうそうで す。
南の地方では、冬になっても、めったに雪が降ること
はありません。降っても、すぐ解 けてしまいます。でも、
夏に台風がやってきて、被害を受けることがあります。
南の地方で は、台風から生活を守る工夫が、必要です。
台風に備えて、家の周りに、木を植えたり、塀を作ったり
しています。屋根の形は、風を受けにくいように、勾配が
小さくなっています。
人々はそれぞれの土地で、気候に忚じて、さまざまに
工夫しながら、生活しているのです。

第34課


(1)
雨が降らなければ、作物は育ちません。
温かければ、作物はよく育ちます。
農業機械を使えば、人が尐なくても、多くの収穫を上げる
ことができます。
(2)
稲は、もともと熱帯地方の植物です。
100年ほど前までは、温かい土地でなければ、実りませ
んでした。
そして、1年の平均気温が20度以上なければ、収穫でき
ませんでした。
しかし、寒さに強い品種ができて、寒い地方にも米作りが
広まりました。
寒さに強い品種のほかに、味のいい品種の開発も盛んです。

昔、日本では、トマトやきゅうりは、夏にならなければ、
食べることができませんでした。
しかし、今では、1年中食べることができます。
ビニルハウスによる促成栽培の技術が、進歩したからです。
今でも、秋や冬には、トマトやきゅうりの値段は、尐し高
くなります。
尐しくらい高くても、買う人が大勢います。


(3)
張:八百屋さんでは、いろいろな野菜を売っていますね。
田中:そうですね。トマトやきゅ うりは、1年中売ってい
ます。促成栽培の進歩がなければ、こんなことは無
理でしょうね。
張:ええ。以前は北京でも、夏にならなければ、すいか
を食べることはできませんでした。
でも、今は、1年中売っていますよ。
田中:ほんとですか。西瓜は、夏の北京の代表的な風物だ
と思っていました。
張:ええ。冬の西瓜は珍しいので、尐しくらい値段が高
くても、買う人がいます。
田中:もう今では、野菜や果物を見ても、季節が分かりま
せんね。

第35課 自動車工場の機械化が進んでいて、驚きました。
(1)
自動車工場の機械化が進んでいて、驚きました。
人間のする仕事は、将来、もっと尐なくなるだろうと思い
ます。
溶接をするのに、ロボットを使っていました。
大きなトラックが、工場に入ってきました。


小さなトラックが、工場から出ていきました。
(2)
李さんは、名古屋の自動車工場を見学しました。
この工場では、溶接など危険な作業をするのに、
ロボットを使っていました。
始業のベルが鳴るのが聞こえましたが、人の姿はほとんど
見えません。
工場の機械化が進んでいて、驚きました。
機械の進歩で、日本の自動車の生産台数は、大きく増えた
そうです。
日本製の自動車は、ガソリンの消費量が尐なくて、中国で
も人気があります。
李さんは、将来、中国の工場でも、もっと機械化が進むだ
ろうと思いました。
(3)
李:近代的な工場ですね。大きなトラックが、何台も入
ってくるのが見えました。
職員:ああ。あれは、ほかの工場から、ここに部品を運ん
でくるとロックですよ。タイヤやガラスなど は、ほ
かの工場で作っていますから。
李:ここでは、溶接や塗装をするのに、ロボットを使っ
ていますね。


職員:はい。機械化が進んで、生産台数が増えました。将
来は労働時間も、今より短くなるだろうと 思います。
李:この工場を見学して、機械化のすばらしさを、あら
ためて感じました。 < br>職員:鉄鋼やタイヤや、ガラスなどの分野でも、生産技術
が向上しました。みんなの努力で、今 の自動車工場
の発展があるんです。
李:なるほど。いろいろな分野で、おおぜいの人が努力
しているんですね。

第36課 食事が終わったら、テレビを見ましょう。
(1)
食事が終わったら、テレビを見ましょう。
音がうるさかったら、もう尐し小さくしますよ。
雨だったら、野球の試合は中止でしょう。
テレビなら、試合の結果が、その日にわかります。
カラーテレビでも、最近は値段の安いのが、たくさんあり
ます。
(2)
テレビは、速く、簡潔に情報を伝えます。
テレビなら、忙しい人でも、短い時間で情報を得ることが
できます。


テレビをつけると、毎日たくさんのコマーシャルが流れて
います。
電気製品や自動車や、食品のコマーシャルのほかに、公共
広告もあります。
(海や山に行ったら、ごみは自分で持って帰りましょう。)
(電車に乗ったら、老人に席を譲りましょう。)
公共広告は、テレビを通して、人々に呼びかけています。
(3)
張:昼間のマラソンを見ましたか。
田中:いいえ。でも、ニュースで放送するでしょう。
張:新聞と違って、テレビなら、その日に結果がわかり
ますね。
田中:情報の速いのが、テレビの長所です。
張:大きな事件が起きたら、番組の途中でも、ニュース
が流れることがありますね。
田中:そのとおりです。
張:それにしても、日本のテレビは、コマーシャルが多
いですね。
田中:ええ。商品広告がほとんどですが、公共広告もあり
ます。
張:(老人を大切にしましょう。)とか、(家族で話す時
間を持ちましょう。)とかですね。


田中:ええ。中国にも、コマーシャルはあるんですか。
張:ありますよ。日本製品のコマーシャルも、だいぶ流
れています。
田中:そうですか。中国へ行く機会があったら、見てみた
いです。

第37課 李さんは、日本語が話せます。
(1)
李さんは、日本語が話せます。
ひらがなもかたかなも書けます。
李さんは、日本の工場を見学するために、来日しました。
中国の現代化のために、一生懸命働いています。
明日は、約束の時間に遅れないようにします。
国際電話は、簡単にかけられるようになりました。
(2)
電話があれば、遠くにいる人とも話せます。
昔、人々は、速く情報を伝えるために、鳥や太陽の光の反
射を使いました。
今では、国際電話で、世界中のどの国の人とも話せます。
以前は、手続きが複雑でしたが、今は、簡単にかけられる
ようになりました。
新しい通信手段の開発のために、多くの科学者たちが、研


究を進めています。
将来は、もっと速く、もっと簡単に、情報を伝えられるよ
うになるでしょう。
(3)
李:もしもし、営業部の田中さんですか。
田中:はい、田中です。どちらさまですか。
李:北京の李です。
田中:えっ、これは国際電話ですか。声が、とても近く聞
こえますよ。
李:そうですね。田中さんの声も、とても近く聞こえま
す。日本では、お世話になりました。
田中:いいえ、どういたしまして。
李:実は3月に、また代表団が、日本へ行くことになり
ました。もう一度、案内をお願いするために、おで
んわをしました。
田中:ああ、そうですか。
李:日程が決まったら、また連絡するようにします。
田中:はい。連絡をお待ちしています。

貿易と国際交流
日本には、国 土が狭くて、資源が乏しい国です。外国
との貿易がなければ、わたしたち日本人は,一日も生活す


ることができないだろうと思います。
日本から外国への主な輸出品は、自動車、 機械、鉄鋼
などです。逆に、石油、石炭、鉄鉱石などの、工業原料や
燃料は、ほとんど輸入し ています。
日本製の自動車は、ガソリンの消費量が尐なくて、世
界中で人気があります。し かし、自動車を作るために必要
な原料は、ほとんど輸入しています。工業原料や燃料を輸
入で きなかったら、どんなに技術が優れていても、何も作
ることができません。わたしたちの毎日の生活は 、世界の
国々とのつながりによって、成り立っているのです。
国と国とのつながりは、貿易 だけではありません。近
年、世界中で演劇やスポーツなど、文化の交流が、盛んに
行われるよ うになりました。こうした文化の交流によって、
これまで知らなかった外国の姿に、接することもでき るよ
うになりました。
文化の交流は、心の交流です。物の交流と同じくらい、
大切 なつながりです。中国と日本との交流も、物と心の両
面で、これからもっと盛んになるでしょう。

第38課 王さんは、田中さんに
太極拳を教えてあげました。
(1)


田中さんは、運動不足のために、最近体の調子がよくあり
ません。
体にいいので、王さんは、田中さんに太極拳を教えてあげ
ました。
田中さんは、王さんに教えてもらいました。
先週の休みに、王さんが、家へ教えに来てくれました。
(力を入れないで、ゆっくり体を動かしてください。)
と、王さんが言いました。
(2)
田中さんは、ふだん忙しいために、なかなか運動する機会
がありません。
そこで、王さんに太極拳を教えてもらいました。
日本でも、太極拳は、最近人気があります。
初めての人に、太極拳を教えてくれる教室もあります。
日本人の生活のしかたは、昔と比べて、変わりました。
体を動かさないで、机の前に座って生活する人が増えまし
た。
運動不足のために、病気になる人もいます。
最近では、健康を考えて、スポーツを始める人が増えまし
た。
大きな都市には、たいてい、スポーツ、センターあります。
希望すれば、専門のコーチが、指導してくれます。


道具も、貸してもらえます。
特に週末には、たくさんの人が利用しています。
(3)
田中:運動するのは、気持ちいいですね。久しぶりに、
汗をかきました。
王:すごい汗ですね。わたしのタオルを貸してあげま
しょう。
田中:ありがとうございます。運動したいんですが、
時間がなくて、なかなかできません。最近、
体の調子がよくないので、気がかりです。
王:それで、太極拳を始めたんですね。
田中:ええ。太極拳は健康にいいと聞きましたから。
王:確かに、健康にいいです。太極拳をする時は、心を
穏やかにして、体を動かしてくださいね。
田中:わかりました。また教えてくれますか。
王:ええ、もちろんです。

第39課 田中さんは、今、日記をつけているところです。
(1)
田中さんは、これから寝るところです。
田中さんは、今、日記をつけているところです。
さっき、十一時になったところです。


明日、田中さんの家に、張さんが来るはずです。
田中さんは、張さんが来るのを楽しみにしています。
(2)
田中さんは、今、日記をつけているところです。
3月14日 土 晴れのち曇り
午前10時―12時
来年度の海外旅行企画会議
午後4時 成田空港
。。。アメリカからのお客さんを出迎える。
午後、張さんから電話をもらった。明日の日曜日、家
に遊びに来ることになった。
張さ んは、今、日本留学についてのレポートを書いて
いるところだと言っていた。見せてもらうのが楽しみ だ。
毎日日記をつけている人もいます。
大きなできことがあった時だけ、つける人もいます。
どんな日記でも、書き続けるのはたいへんです。
でも、後で読み返せば、きっと楽しいはずです。
外国語で日記をつけるのも、いい勉強になります。
(3)
張:田中さんは、いつも手帳を持っていますね。
田中:ええ。日本のサラリーマンは、必ず名詞と手帳を持
ち歩いているはずですよ。


張:予定や約束を、手帳に書いておくんでしょう。
田中:ええ。そのづと、 簡単にメモを取っておきます。書
いておかないと、忘れてしまいますからね。ちょっ
と、見せ てあげましょうか。
張:18日、原宿駅前、スミス、午前10時。。。たくさ
ん書いてある んですね。田中さんは、日記もつけて
いるんでしょう。
田中:ええ。日記には、自分の気持 ちや感想を書くように
しています。人に見せるのは恥ずかしいですが、あ
とで読み返すと、楽 しいですよ。

第40課 王さんは、隣の人に足を踏まれました。
(1)
王さんは、電車の中で、隣の人に足を踏まれました。
買い物に行く途中、王さんは雨に降られました。
王さんは、洋装店で、店の人に、青いブレザーを
進められました。
この辞書は、字が大きくて、使いやすいです。
このいすは、小さくて、座りにくいです。
(2)
2月になると、洋装店の店先には、もう春物の服が
並んでいます。


ですから、洋装店のショー、ウィンドーを見ると、もう春
が近いのが分かります。
王さんは、田中さんの奥さんに、評判のいい洋装店を教え
てもらいました。
大通りの、わかりやすい場所にあるそうです。
行く途中、雨に降られました。
でも、店は駅のすぐ近くだったので、助かりました。
王さんは、店の人に、青いブレザーを勧められました。
生地な軽くて、しわになりにくいそうです。
値段も安かったので、王さんは、それを買いました。
(3)
奥さん:洋装店は、すぐに見つかりましたか。
王:ええ。とてもわかりやすい場所にありました。駅
からも、近いですね。
奥さん:ええ。きあれいな色のブレザーですね。それを買
ったんですか。
王:はい。店の人に勧められたんです。
奥さん:とても似合いますよ。
王:ええ。昨日、友達にも言われました。
奥さん:この生地は、しわになりにくいですよ。
王:はい。そのうえ、軽くて、とても動き安いです。
奥さん:新聞で読みましたが、中 国の若い人も、おしゃれ


になったそうですね。
王:ええ。都会には、大 きな洋装店があります。日本
のデザイナーが、中国向けにデザインした洋服も、
売っています 。
奥さん:中国向けにですか。
王:はい。中国の服を伝統をうまく取り入れてあって、
とても人気がありますよ。

第41課 中国語が話せるように、ラジオで
勉強しています。
(1)
田中さんは、中国語が話せるように、ラジオで勉強してい
ます。
一生懸命勉強しているのに、なかなかうまくなりません。
ゆうべは疲れていたので、ラジオをつけたまま、寝てしま
いました。
(2)
田中さんは、ラジオで中国語を勉強しています。
ゆうべは疲れていたので、電気もラジオもつけたまま、寝
てしまいました。
テレビにもラジオにも、語学講座の番組があります。
テレビの中国語講座は、週に二回、ラジオの講座は、


週に六回放送されています。
中国語のほかにも、英語、フランス語、ドイツ 語、ロシア
語、スペイン語などの講座があります。
ロシア語、スペイン語などの講座があります。
ですから、学校に通わなくても、家で勉強ができます。
外国語が上手になるように、おおせいの人が語学講座を聞
いています。
いい就職先が見つかるように、語学を勉強している人もい
ます。
また、外国旅行の時、困らないように、勉強している人も
います。
就職や旅行の予定がないのに、趣味で語学を勉強している
人も多いです。
(3)
張:中国語の勉強は、進んでいますか。
田中:いいえ。一生懸命ラジオの講座を聞いているのに、
なかなか上手になりません。
張:どうして、中国語を始める気になったんですか。
田中:最近、中国から来るお客さんが、多いんですよ。
だから、困らないように、始めたんです。張さんも、
日本語を覚える時は、苦労したんでしょう。 < br>張:はい、たいへんでした。日本語は、読み方が同じな


のに、書き方が違う言葉 があるでしょう。
田中:そうですね。メモを取る、も写真を撮る、も猫がね
ずみを捕る、も 、みんな読み方はとるなのに、書き
方が違いますからね。
張:でも、日本語を勉強しながら 、日本の習慣や社会に
ついても、いろいろ知ることができました。日本語
を勉強して、よかっ たです。
田中:わたしも、張さんや王さんと、いつか中国語で話が
できるように、頑張りますよ。

かわいい友好使節
1972年、国交正常化を記念して、中国から日本に、
二頭のパンダが贈られました。パンダが日本のに来たのは、
これが初めてです。上野動物園には、パ ンダを見るために、
毎日たくさんの人が集まりました。パンダは、日本中の
人々に愛されまし た。
しかし、最初に日本にやってきた二頭は、死んでしま
いました。パンダはとてもかわい い動物ですが、外国の動
物園で飼育するのは、たいへん難しいのです。
日本の子供たちのた めに、中国はもう二頭のパンダを
贈ってくれました。そして、ついに1986年6月1日、
上 野動物園に、かわいいパンダの赤ちゃんが生まれました。


動物園では、赤ちゃんが無事 に育つように、中国に人を派
遣しました。そして、中国の動物園の人から、赤ちゃんパ
ンダの 育て方について、いろいろなことを教えてもらいま
した。
赤ちゃんの名前は、子供たちから 募集することになり
ました。日本中から、たくさんの名前が集まりました。こ
のニュースを聞 いた中国の子供たちも、赤ちゃんの名前を
考えてくれました。北京の日本大使館には、たくさんの名< br>前が届いたそうです。
こうして、赤ちゃんの名前は、トントン童童に決まり
ました。

第42課 お母さんは、純子さんに、食事の
支度を手伝わせます。
(1)
お母さんは、純子さんに、食事の支度を手伝わせます。
純子さんに、自分の部屋を片付けさせます。
春休みの間に、純子さんは、簡単な料理なら、作られるよ
うになりました。
今日は、お母さんが肉を焼いている間に、野菜サラダ
を作りました。
(2)


日本の学校は、四月から、新しい学年が始まります。
純子さんは、今年の四月から小学校四年生です。
春休みの間に、なるべく家の手伝いをさせてください。
三月の終業式の時、先生から家庭に配られた手紙に、
そう書いてありました。
田中さんの奥さんは、春休みの間、純子さんに、自分
の部屋を片付けさせました。買い物や料理も、手 伝わせま
した。おかげで、純子さんは、春休みの間に、簡単な料理
なら、作れるようになりま した。
日本の小学校には、国語、算数、理科、社会などの時
間のほかに、家庭科が時間 あります。料理や裁縫など、日
常生活に必要なことを、この時間に習います。家庭科の時
間に 学んだ体験は、実際に生活する時、知識以上に役立つ
ことがあります。
道徳の時間もあります。道徳の時間には、生命や友情
や平和の大切さを学びます。
学校や家庭でいろいろなことを学びながら、子供たち
は成長します。
(3)
王:さっき、肉屋さんの前で、純子さんを見かけまし
たよ。
奥さん:ああ。買い物に行かせたんです。


王:お手伝いですか。
奥さん:ええ。うちでは、買い物のほかにも、掃除をさせ
たり、食事の支度を手伝わせたりするように して
います。
王:いいことですね。日本では、学校でも料理や裁縫
を教えるそうですね。
奥さん :はい。小学校の5年生から、家庭科の授業があり
ます。でも、家で母親の手伝いをさせるのも、学校 の勉強
と同じくらい、大切だと思いますよ。
王:そうですね。わたしも、食事の支度を手伝ってい
る間に、母親の味付けを覚えました。
奥さん:自分が母親から学んだことは、同じように、子供
たちに伝えたいですね。

第43課 若者の職業観は、変わったようです。
(1)
最近の若者職業観は、ずいぶん変わったようです。
新聞社の調査によると、専門学校に進む若者、増えている
らしいです。
(日本人は働きすぎる。)という意見があります。
(2)
日本人は、外国の人から、ずいぶん勤勉な国民だと考えら


れているようです。(日本人は働きすぎる。)と、言われる
ことがあります。
しかし、最近の若者たちの職業観は、ずいぶん変わったよ
うです。
毎年、就職の季 節が近くなると、新聞社などで、就職
について、調査やアンケートが行われます。その結果を見
ると、最近では、大きな会社に就職を希望する人は、以前
ほど多くないらしいです。自分の個性や技 能を生かせる仕
事を希望する人が増えていて、コピー、ライターやデザイ
ナーは、特に人気が ある職業のようです。
大きな会社に入るのが難しすぎるのも、一つの原因か
もしれません。 現代の日本では、大学への進学率が高くて、
大学を卒業しても、なかなか大きな会社に入れないからで
す。
大学の進学率は、今でも、相変わらず高いです。しか
し、一方では、専門 学校に進んで、技能を身に付けようと
する若者の数が増えています。
どうも、現代の若 者は、お金や地位のために働くので
はなく、自分の個性を生かして、楽しく働きたいと考えて
いるようです。
日本人の仕事に対する考え方は、しだいに変わってき
ました。


(3)
田中:中国に帰ったら、日本語の先生になりたいそうです
ね。
王:はい。日本に来る前からの夢です。
田中:中国では、日本語を勉強している人が、多いらしい
ですね。
王:ええ、と ても多いです。それで、先生の数が、不足
しているんですよ。生徒の数に比べて、尐なすぎま
す。
田中:なるほど。それで、王さんは、日本語の先生を志望
しているんですね。
王:大学の友達と、将来の仕事について、話し合ったこ
とがあります。彼らの話では、日本では、大 きな会
社に就職を希望する人が、以前より減ったらしいで
すね。
田中:ええ。最近 の若者の職業観は、変わりましたね。ど
うも、彼らは、お金や地位より、楽しく仕事するこ
と を、望んでいるようです。

第44課 俳句の勉強をするなら、この本がいいと思
います。
(1)


俳句の勉強をするなら、この本がいいと思います。
読めば読むほど、俳句のおもしろさがわかります。
カルチャー、センターに通っている人の中には、学生もい
れば、主婦もいます。
(2)
余暇を上手に活用したいなら、カルチャー、センター
に通うのも、一つの方法です。
カ ルチャー、センターには、絵画、文学、手芸、スポ
ーツなど、いくつもの講座があります。語学の講座 もあれ
ば、演劇の実技指導もあります。
入会金と授業料を払えば、だれでも講義を受け たり、
実技を学んだりできます。通っている人の中には、学生も
いれば、主婦もいます。
カルチャー、センターは、すっかり日本の社会に、定
着しました。日本人の余暇が増えた ことや、平均寿命が延
びたことなどが、大きな理由です。
かつて、(教育は学校だけで 行われる。)と、考えられ
ていました。しかし、現在では、(生涯を通して、何かを
学びたい 。)と言う人が、たくさんいます。[年を取れば取
るほど、勉強したいことが増える。]と言う人も、 います。
物の豊かさとともに、心の豊かさを求めるのも、大切なこ
とです。


(3)
王:最近、俳句に興味があるんですが、何かいい入門書
を、知りませんか。
田中:俳句を始めるなら、本を読むより、俳句の教室に通
ったほうがいいですよ。
王:いい教室がありますか。
田中:カルチャー、センターのなかにも、俳句の講座があ
ると思います。わたしも、以前、油絵を習いに通ったこと
があるんですよ。
王:そうですか。カルチャー、センターは、ずいぶんた
くさんの講座があるようですね。
田中:ええ。手芸の講座もあれば、語学の講座もあります。
どの講座にも、おおぜいの人が、通っていますよ。
王:日本の人が仕事熱心なのは知っていましたが、余暇
を上手に活用している人が、多いんですね。
田中:ええ。余暇に関して、日本人の意識は、ずいぶん変
わりました。自由な時間が長くなれ ばなるほど、使い方を
工夫しなければなりませんからね。

第45課 女性の外交官もいるし、女性の
新聞記者もいます。
(1)


現在では、女性の外交官もいるし、女性の新聞記者もいま
す。
日本では、結婚したあとも仕事を続ける女性が、多くなっ
てきました。
将来、もっと増えていくでしょう。
(2)
日本は男性中心の社会と、言われてきました。
昔の日本では、男性は外で働き、女性は家に いて、家事だ
けをするのが、普通でした。この考え方は、日本の社会に、
強く残っていました 。そのために、外国に比べて、女性の
社会進出が、大きく遅れていました。
かつては、男性 しか採用しない会社が、ありました。
同じ仕事をしていても、男性と女性とで、給料が違うこと
もありました。
しかし、そんな考え方が、だんだん見直されてきまし
た。現在では、 たくさんの女性が、社会に進出してきまし
た。女性の外交官もいるし、女性の新聞記者も、女性の航< br>海士もいます。日本のさまざまな分野で、女性が活躍して
います。
以前は、結婚 したら、会社を辞めた行く女性が多かっ
たです。育児もあるし、炊事や洗濯もあるし、家の中の仕事だけでも、たくさんあります。結婚している女性にっと


て、仕事と家事の両立は 、たいへんです。
しかし、最近では、会社が、育児のための休暇を認め
たり、女性が働 きやすい環境を作るように、変わってきま
した。社会に進出する女性は、ますます増えていくでしょ< br>う。
(3)
王:奥さんは、外で働いていないんですね。
奥さん:ええ。 会社に勤めていたことはありますが、結婚
して、辞めました。わたしたちの若いころは、そ
れ が普通でした。
王:日本に来て一年間、いろいろ見てきましたが、社
会がまだ男性中心なので、驚きました。
奥さん:でも、以前に比べて、日本も変わってきましたよ。
今では、外で働いている女性が、 おおぜいいます。
王:中国の女性は、ほとんど仕事を持っていますよ。
奥さん:中国に比 べると、まだまだ遅れていますね。でも、
多くの会社では、給料の差もなくなったし、昇進
も 平等になったし、ずいぶん働きやすくなってき
たようです。
王:とても素晴らしいことだと思います。
奥さん:そうですね。男性に向いている仕事もあ るし、女
性に向いている仕事もありますからね。


王:男性と女性が協力し合って、働いていきたいですね。

通信技術の進歩
人々は、昔から、情報をより速く、より正確に伝えよ
うと工夫し、 努力してきました。のろしを使うこともあれ
ば、伝書鳩を使うこともありました。
万里の長 城から長安の都まで、太陽の光の反射を使っ
て、情報を伝えたのは、有名な話です。わずか数日の間に 、
長安の都に情報が届いたそうです。
昔から、情報は、物や資源と同じくらい、重要なもの
だと考えられていたようです。
現在では、さまざまな通信手段が開発されました。電
話もあるし、電報もあります。テレックスや、 ファクシミ
リなどの、新しい手段も普及してきました。
テレックスとファクシミリは、電話 回線と印刷機とを
組み合わせたものです。電話をかけるのと同じ要領で、文
書や図表が送れま す。今では、日本のほとんどの会社に設
置され、ひんぱんに使用されています。
相手の顔を 見ながら話ができる、テレビ電話も、近い
将来には普及するでしょう。初めて電話が発明されてから、
わずか100年の間に、通信技術は、これほどまでに進歩
したのです。遠い昔からの、人々の 研究と努力の成果でし


ょう。

第46課 王さんは、今、大学から帰ってきたばか
りです。
(1)
王さんは、今、大学から帰ってきたばかりです。
3時までに着くかどうか、わかりません。
まだ5月なのに、今日の暑さは、まるで夏のようです。
張さんの服装は清潔で、とても学生らしいです。
(2)
去年の今ごろ、王さんも 張さんも、まだ日本に来たば
かりでした。最初は、日本での生活になじめるかどうか、
とても 不安だったそうです。
あれから、ちょうど1年たちました。この1年間、二
人とも若者らし く、積極的に日本の生活に慣れようとした
そうです。今では日本語もすっかり上手になり、言葉だけ< br>聞くと、何年も日本で暮らしていつ人のようです。
でも、日本に来たばかりのころは、言葉の使い方で、
ずいぶん困ったそうです。
日 本語には、中国語にはない発音の特徴があります。
例えば、(おじさん)と[おじいさん]の区別は、 中国人にと
って、とても難しいです。


王さんも(びよういん美容院)と[び ょういん病院]を
間違えて、笑われたことがあるそうです。
(3)
田中:日本に来て、ちょうど1年になりますね。
王:ええ。今でも、日本に着いた日のことを、覚えてい
ます。まるで、昨日のことのようです。
張:そうですね。来たばかりのころは、ちゃんと暮らし
ていけるかどうか、不安でした。
田中:言葉の違う国で暮らすのは、たいへんでしょう。
王:ええ。最初は、ずいぶん困り ました。例えば、電話
は(かける)で、電報は(打つ)でしょう。中国語で
は、どちらも(打 )ですよ。
張:わたしも(ズボンを着る)と言って、注意されたこと
があります。シャツ は(着る)と言うのに、ズボンは
(はく)と言うんですね。
田中:なるほど。わたしたちは 、ふだんあたりまえのよう
に使っていますが、確かに不思議ですね。
王:笑われたこともありますけれど、だれかに注意して
もらわないと、わかりませんからね。
張:ええ。一つ一つの経験が、勉強ですよ。
田中:二人とも、そういう積極的なところは、いかにも若
者らしいですね。



第四十七課 鈴木先生が、おっしゃいました。
今日の講義は、これで終わりです。
と、鈴木先生がおっしゃいました。
鈴木先生は、11時半ごろ研究室にお戻りになります。
どうぞ、おかけになって、お待ちください。
先生は、先週入院されました。
(2)
日本語の特徴の一つに、敬語があります。
例えば、王さんが友達の張さんと話すときには、
張さん、何時に帰りますか。
などと言います。
でも、自分より年上の人や、地位の高い人と話すとき
には、 敬語を使います。例えば、王さんが、自分の先生と
話す時には、「先生、何時にお帰りになりますか。 毎朝、
サラダを召し上がりますか。」などと言います。同じ内容
でも、話す相手によって、言 葉の使い方が変わるのです。
直接話をする時だけではありません。年上の人や、地
位の 高い人のことを、誰かに話すときにも、敬語を使いま
す。
この辞書は、鈴木先生が貸してくださいました。
先生は、今、研究室には、いらっしゃいません。


などと言います。
(3)
王:すみません。さっき、掲示板を見たんですが、
今日の鈴木先生の講義は、休講なんですね。
助手:ええ。先週、交通事故に遭われたんですよ。今、入
院していらっしゃいます。
王:えっ、本当ですか。
助手:はい。足を骨折されて、大学には、一月ほどおいで
に慣れないそうです。
王:それは、たいへんでしたね。
助手:きのう、お見舞いに行きましたが、何でも召し上が
るし、お元気そうでしたよ。
いい休養だと、笑っていらっしゃいました。
王:そうですか。ほっとしました。先生にお会いになっ
たら、よろしくお伝えください。

第48課 会議室はこちらです。私が、ご案内します。
(1)
会議室はこちらです。私が、ご案内します。
私は、営業部の田中でございます。
今、お茶をお入れします。
昨日、部長に、家まで車で送っていただきました。


(2)
自分より年上の人や、地位の高い人と話す時は、相手
を 尊敬した言い方をします。また、自分のことを謙遜して
いって、相手に対する敬意を表します。
例えば、生徒が先生に向かって話す時や、先生のこと
を話題にする時には、
「今、お茶を入れてあげます。」
「この辞書は、鈴木先生に貸してもらいました。」
などとは言いません。
「今、お茶をお入れします。」
「この辞書は、鈴木先生に貸していただきました。」
などと言って、先生に対する敬意を表します。
日本の社会では、お客さんや仕事の相手と話す時 、特
に敬語の使い方に注意します。たとえ、相手が自分より年
下でも、相手のことを尊敬して 言い、自分のことを謙遜し
て言います。
お客さんに対しては、
「会議室はこちらです。私が、ご案内します。」
「私は、営業部の田中と申します。どのような御用件
か、伺います。」
「お荷物を、お持ちしましょう。」
などと言います。


このように、日本語は、相手と状況によって、言葉の
使い方が変わります。
(3)
王:失礼します。鈴木先生の病室は、こちらですか。
鈴木:はい。どうぞ、入ってください。
王:留学生の王です。お見舞いに伺いました。
おかげんは、いかがですか。
鈴木:いやあ。それほどたいしたけがではないんですよ。
落ち着いて本も読めるし、昼寝もできるし、いい休
養です。
王:そういえば、先月貨していただいた本ですが、
もう尐しお借りしていて、かまいませんか。
鈴木:ええ。いいですよ。
王:お好きかと思って、ケーキを買ってきました。
どうぞ、召し上がってください。
鈴木:それは、どうもありがとうございます。
王:早く、お元気になってください。

第49課 今日できることを、明日に延ばすな。
(1)
「今日できることを、明日に延ばすな。」
田中さんは、子供のころ、そう教えられました。


張さんが、辞書を貸してくれと、言っていましたよ。
「ご飯はよく噛んで、ゆっくり食べなさい。」
純子さんは、お母さんから注意されました。
(2)
それぞれの国は、いろいろなことわざや格言があります。
例えば、日本には、
「聞くは一時の恥、聞かぬは一緒の恥。」
と言うことわざがあります。これは、
「自分の知らないことは、人に聞きなさい。その時、聞く
のが恥ずかしくても、それは一時のことです 。
聞かないでいると、一生知らないままで終わってしまいま
す。もっと恥ずかしいことにな りますよ。」
と言う意味です。
そして、中国の論語には、
「知之为知之不知为不知是知也」
と言う言葉があります。日本語に訳すと、
「知らないことは、知らないとはっきり言え。それが、
知ることにつながるのだ。」
と言う意味になります。日本のことわざと同じことを言っ
ているのが、わかります。
世界中には、たくさんのことわざがあります。しかし、先
人の「これだけは、忘れないでくれ。」と 言う、子孫への


思いや戒(いまし)めには、似たものが多いのかもしれま
せん 。
(3)
田中:世界中に、たくさんのことわざや格言がありますね。
王:ええ。同じ意味のものもあれば、全然違う意味のも
のもあって、おもしろいですね。 < br>張:「あしたはあしたの風が吹く。」と「今日できること
を、明日に延ばすな。」とでは、まっ たく逆の意味
ですね。
田中:日本には、「旅は道連れ。」という言葉と、「人を見
たら、泥棒と思え。」という言葉があります。この
二つも、意味が全く逆です。
王:そうい えば、日本にも、「鉄は熱い間に打て。」とい
う言葉があるそうですね。同じ言葉が、中国にもあるんですよ。
田中:きっと、中国から伝わったんでしょう。
中國の成語は、日常会話 の中でよく使われています。
「四面楚歌」(しめんそか)や〔百発百中〕などです。
張:日本語の中には、欧米から入ってきた言葉もあれば、
中国の成語もあるんですね。


日本語
「郷に入っては、郷に従え。」ということわざ があります
が、外国の生活習慣になれるのは、たいへんです。
日本で暮らしている外国の人が、ある会社の社長さんに
用事があって、電話をかけました。
「すみません。浜田社長は、いらっしゃいますか。」
と聞くと、電話の向こうの若い交換手が、
「申しわけありません。浜田は、外出しております。」
と答えました。自分の会社の社長の 名前を、若い社員が
呼び捨てにするのを聞いて、その人はずいぶん驚いたらし
いです。 このように、日本では、外部の人と話す時は、たとえ自
分の会社の社長でも、敬語は使いません。 日本に来た外国
の人が、一番とまどうのは、こんな言葉の使い分けのよう
です。
相 手と状況によって、言葉が変わるので、知らない人ど
うしの会話を聞いても、話し手と聞き手の関係が 、わかる
ことがあります。したしい友達どうしなら、敬語を使う必
要はありません。最初は、 敬語を使って話していた人たち
が、だんだん親しくなるにしたがって、普通の話し方に変
わっ ていくこともあります。
敬語を使って、相手に敬意を表すことは、大切なことで

す。でも、話す人の心に、相手を尊敬する気持ちがあれば、
日本語が上手に話せなくても、気持ち はちゃんと伝わると
思います。

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