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日本戦後経済が高度成長できた要因は？
１．
「反共の防壁」
?
「反共の工場」とし
て復興させたい
アメリカの経済援助
２．戦争放棄と日米安保条約により、
国家は民間経済の発展だけに力を注ぐことができ
た
。軍事費に注
ぐべき人力や予算を節約できた。
３．冷戦によるアメリカの軍事行動により、
アメ
リカの軍事予算が日本に流れた
。
?朝鮮戦争、ベトナム戦争
?円安。日本の輸出産業に有利
５．
その後石油ショックによる原料価格の暴騰、単一為替レートが崩壊して円高に転じるなどの経済的
危機を迎えたが、それをきっかけに
常に企業革新、技術革新を行って
、安定した成長を実現していった
４．
1
ドル＝
360
円の固定相場制
を戦後アメリカが設定。
時代推移
?
戦後経済
?
朝鮮戦争をきっかけに経済成長
?
高度経済成長の始まり
?
高度経済成長期
?
安定成長期
?
バブル景気とバブル不況
?
低成長期
?
いざなみ景気
?
リーマンショック
?
戦後経済（
1945
～
1949
）
?
国富は
40%
が喪失
?
鉱工業生産力は最盛期のわずか
10%
?
経済制裁により原材料と燃料は国内だけで調達
?
農作物も不作が続いていた
?
ＧＨＱ（アメリカ）による食糧援助が数年間続く
?
給食でパンと脱脂粉乳（ここから
日本でパンを食べる習慣が定着）
?
ＧＨＱの政策
?
インフレの抑制
?
1
ドル＝
360
円の単一為替レートを設定（ドッジ?ライン）
?
朝鮮戦争（
1950
～
1952
）をきっかけに経済成長
?
在日米軍を主体とする国連軍が日本に大量の物資?サービスを発注
?
1952
年までの
3
年間で
10
億ドルの特別需要
?
生産力が高まり、資本の蓄積が行われる
?
高度経済成長の始まり（
1953
～
1959
）
?
195
6
年、通産省が経済白書に「もはや戦後ではない」と記す
?
資本を持った企業が設備投資
?
機械を輸入して生産効率を上げる
?
大量の安価な製品を海外に輸出
?
利益を使って工場を建て、さらに生産効率を上げる
?
さらに大量の安価な製品を海外に輸出
?
すなわち、拡大再生産をする
?
この時期の特徴
?
設備投資の際、設備はほとんど海外からの輸入だった
?
投資が拡大すると輸入が拡大
?
そのため、国家の経常収支は赤字が多かった
?
国民所得の向上
?
生産性の向上にしたがって、国民所得も向上
?
「三種の神器」
（さんしゅのじんぎ）
?
白黒テレビ?洗濯機?冷蔵庫の家
電
3
品目が庶民の憧れになる
?
高度経済成長期（
1960
～
1970
）
?
国民所得倍増計画（池田内閣）
?
輸出増進による外貨獲得を目指す
。これによって雇用を拡大し失業問題を解決する
（完全雇用を目指す）
?
数値目標は
1960
年度の国民総生産額である
13
兆
6000
億円の
2<
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倍、
26
兆円を
10
年以内に達成する
?
実質国民総生産は約
6
年で、
国民
1
人当りの実質国民所得は
7
年
（
1967
年）
で倍増を達成
?
東京オリン
ピック（
1964
）から大阪万博（
1
970
）まで
?
内需の拡大
?
国内投資
?
有形固定資産の投資の拡大
?
名神高速道路?東名高速道路の開通、東海道新幹線の開通など
?
設備投資のための機械も国内で生産が可能になる
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