-
科学技術?学術審議会学術分科会
研究論文に着目した
日本の大学ベンチマーキング
2011
201
2
年
9
月
28
日
文部科学省
科学技術政策研究所
所長
桑原
輝隆
本調査の調査設計
?
大学を知る、即ち各大学の“個性(強み)”を把握するための基礎資料として、研
究に着目し、アウトプットの一つである科学論文を用いて大学のベンチマーキン
グを行った。
?
なお、本調査の調査 対象は、主に自然科学系の論文である。
パート1
< /p>
~個別大学の分野特徴や変化を把握するために~
パート2
~個別大学の相対的な状況を把握するために~
日本
の大学の中でのポジショニングの把握
大学ごとの研究状況シート
?
全てのデータについて、
1997-2001
年、
< p>2002-
2006
年、
2007-2011
年の時系列のデータをそろえ、
大学自体の変化を捉える。
?
日本の大学の中でのポジショニングを見るため、
128
大 学
について研究ポートフォリオの類似性に基づいて、
9
クラス
ターに類型化。
?
クラスターごとに、論 文量(論文数)と質(論文数に占める
Top10
%補正論文数の割合) によりマッピングし、大学の相
対的な状況の時系列変化を捉える。
研究ポートフォリオ
?
研究ポートフォリオ
8
分野(化学、材料科学、物理学、
計算機科学&数学、工学、環境&地球科学、
臨床医
学、基礎生命科学)を軸として、論文数や
Top10
< p>%補
正論文数や被引用数の世界シェアおよび国内シェア
を
プロットした“研究ポートフォリオ”を作成し、大学自
体の分野特徴を捉える。
各種研究分野において世界と競える強みの把握
国内および国際共著関
係
?
国内共著相手機関や、国際共著率、国際共著相手
< br>国、国際共著相手機関の変化を見ることで、大学自
体の対外的な研究活動の変化
を捉える。
研究
ポートフォリオ
8
p>
分野
分野
粒度
大きい
22
分野
186
サブジェクト
カテゴリ
小さい
?
研究 ポートフォリオ
8
分野ごとに、論文量(論文数)と質(論
文数に占める
Top10
%補正論文数の割合)によりマッピング
し、大学の相対的な状況の時系列変化を捉える。
?
22 p>
分野ごとの世界被引用数上位
200
に入る大学を把握する。
?
186
サブジェクトカテゴリごとの世界被引用数上位
200
に入る
大学を把握する。
※研究ポ
ートフォリオ
8
分野、
22
分野、
186
サ
ブジェクトカテゴリの関係は、
36
< p>ページの参
考資料を参照のこと。
パート1
研究状況シートの作成と比較
?
大学のそれぞれの状況を把握するために、各大学の状況や特徴を示した研究状況
シー
トを作成し、比較した。分析対象は、
2002-2011
年の
1 0
年間で
1000
件以上の論
文を産出し
た
128
大学(国立大学
63
、公立大学
13
、私立大学
52
)である。
機関名称
北海道大学
帯広畜産大学
旭川医科大学
弘前大学
岩手大学
東北大
学
秋田大学
山形大学
茨城大学
筑波大学
宇都宮大学
群馬大学
< br>埼玉大学
千葉大学
東京大学
東京
医科歯科大学
東京農工大学
東京工業大学
東京海洋大学
お茶の水女子大学
電気通信大学
横浜国立大学
新潟大学
長岡技術科学大学
山梨大学
信州大学
総合研究大学院大学
富山大学
金沢大学
福井大学
岐阜大学
静岡大学
浜松医科大学
名古屋
大学
名古屋工業大学
豊橋技術科学大学
三重大学
滋賀医科大学
京都大学
京都工
芸繊維大学
大阪大学
神戸大学
奈良女子
大学
北陸先端科学技術大学院大学
奈良先端科学技術大学院大学
鳥取大学
島根大学
岡山大学
広島大学
山口大学
徳島大学
香川大学
愛媛大学
高知大学
九州大学
九州工業大学
佐賀大学
長崎大学
熊本大学
大分大学
宮崎大学
< br>鹿児島大学
琉球大学
地域名
北海
道?東北地区
北海道?東北地区
北海道?東北地区
北海道?東北地区
北海道?東北地区
北海道?東北地
区
北海道?東北地区
北海道?東北地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信
越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
p>
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?
甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
< br>東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸
?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿
地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?
北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
中国?四国地区
中国?四国地区
中国?四国地区
中国?四国地区
中国?四国地区
中国?四国地区
中国?
四国地区
中国?四国地区
中国?四国地区
九州?沖縄地区
九州?沖縄地区
九州?沖縄地区
九州?沖縄地区
九州?沖縄地区
九州?沖縄地区
p>
九州?沖縄地区
九州?沖縄地区
九州?沖縄
地区
国公私立
区分
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
国立大学
2002-2011年
の累積
論文数
機関名称
札幌医科大学
福島県立医科大学
首都大学東京
< br>横浜市立大学
岐阜薬科大学
静岡県立大学
名古屋市立大学
京都府立医科大学
大阪府立大学
大阪市立大学
兵庫県立大学
奈良県立医科大学
和歌山県立医科大学
岩手医科大学
自治
医科大学
獨協医科大学
埼玉医科大学
千
葉工業大学
神奈川大学
聖マリアンナ医科大学
< br>青山学院大学
北里大学
杏林大学
慶應義塾大学
芝浦工業大学
順天堂大学
上智大学
昭和大学
中央大学
帝京大学<
/p>
東海大学
東京医科大学
東京慈恵会医科大
学
東京女子医科大学
東京電機大学
東京
農業大学
東京薬科大学
東京理科大学
東
邦大学
日本大学
日本医科大学
星薬科大
学
明治大学
名城大学
立教大学
早稲田大学
金沢医科大学
愛知医科大学
中部大学
藤田保健衛生大学
京都薬科大学
同志社大学
立命館大学
大阪医科大学
関西大学
関西医科大学
近畿大学
関西学院大学
兵庫医科大学
岡山理科大学
川崎医科大学
徳島文理大学
久留米大学
産業医科大学
福岡大学
地域名
北海道?東北地区
北海道?東北地区
関東?甲信越地区
関東?甲信越地区
東海?北陸?近畿地区
東海
?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
< br>東海?北陸?近畿地区
東海?北陸?近畿地区
東海?北陸
?近畿地区
北海道?東北地区
栃木?群馬?茨城県
栃木?群馬?茨城県
埼玉?千葉?神奈川県
埼玉?千
葉?神奈川県
埼玉?千葉?神奈川県
埼玉?千葉?神奈川県
p>
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東
京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
< br>東京都
東京都
東海?北陸地区
東
京都
東京都
東海?北陸地区
東海?北陸
地区
東海?北陸地区
東海?北陸地区
近
畿地区
近畿地区
近畿地区
近畿地区
p>
近畿地区
近畿地区
近畿地区
近畿地区
近畿地区
中国?四国地区
中国?四国地区
中国?四国地区
九州?沖縄地区
九州?沖縄地区
九州?沖縄地区
国公私立
区分
公立大学
公立大学
公立大学
公立大学
公立大学
公立大学<
/p>
公立大学
公立大学
公立大学
公立大学
公立大学
公立大学
公立大学
私立大学
私立大学
私立大学<
/p>
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学<
/p>
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学<
/p>
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学<
/p>
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学<
/p>
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
私立大学
2002-
2011年
の累積
論文数
28618<
/p>
1579
1665
3629
2753
42842
3025
5000
2910
17727
157
0
6326
2950
12530
71871
7963
6205
24138
1881
1559
3274
4003
8321
2426<
/p>
3463
7254
3615
6173
9270
3581
6778
4680
2767
27425
4362
2846
5068
2453
52718
3254
43649
11724
1779
2
300
3577
4425
3725
p>
13529
15776
5639
6858
3262
5855
3861
28993
3192
431
9
7285
7809
2876
3420
5959
3999
3289
1900
6188
491
9
1149
2370
4368
4036
6280
8099
3684
2523
2177
177
2
3630
2441
2500
1033
1863
1732
1273
5601
1743
140
41
1043
5068
1445
3812
1296
3179
< br>5842
2608
3003
46
14
1040
1287
1957
7946
4011
8749
< br>3300
1408
1290
18
16
1170
8666
1531
1655
1280
2501
< br>1558
1738
2506
17
25
1846
2165
5964
1321
2216
1398
< br>1703
1384
3180
26
73
3607
東京大学
(日本:1997-2011)
論文数:世界シェア(千分率)
化学
30.0
基礎
生命
科学
15.0
論文数:国内シェア(百分率)
化学
30.0
基礎
生命
科学
15.0
30
材料
科学
30
材料
科学
臨床
医学
0.0
物理
学
臨床
医学
0.0
物理
学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
工学
1997-2001
(
平均
)
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
1997-2001
(
平均
)
工学
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
Top10%
補正論文数:世界シェア(千分率)
化学
30.0
基礎
生命
科学
< br>15.0
Top10%
補正論文数:国内シェア(百分率)
化学
30.0
基礎
生命
科学
15.0
30
材料
科学
30
材料
科学
臨床
医学
0.0
物理
学
臨床
医学
0.0
物理
学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
工学
1997-2001
(
平均
)
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
1997-2001
(
平均
)
工学
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
被引用数:世界シェア(千分率)
化学
30.0
基礎
生命
科学
15.0
被引用数:国内シェア(百分率)
化学
30.0
基礎
生命
科学
15.0
30
材料
科学
30
材料
科学
臨床
医学
0.0
物理
学
臨床
医学
0.0
物理
学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
工学
1997-2001
(
平均
)
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
1997-2001
(
平均
)
工学
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
論文の構成 : 東
京大学
期間
全体
2:材料
4:計 算機
7:臨床
8:基礎生命
論文の構成 : 東京大学<
/p>
期間
論文数
論文数
世界
シェア
Top10%
補正
論文数
Top10%
世界
シェア
全体
1:化学
2:材料
p>
科学
3:物理学
4:計算機
&数学
5:工学
6:環境&
地
球科学
7:臨床
医学
8:基礎生命
p>
科学
国
際
共
著
率
97-01
02
-06
07-11
97-01
02-0
6
07-11
97-01
02-06<
/p>
07-11
97-01
02-06
07-11
97-01
02-06
07-11
30263
3777
1194< /p>
7095
565
34946
3860
1510
8510
818
36925
1415
9107
1161
7.9
8.0
7.8
17.1
3.6
7.9
7.0
7.8
17.8
4.3< /p>
6.7
6.0
5.2
15.9
4.1
3774.6
596.8
126.4
< p>1053.371.6
4388.9
681.7 p>
165.5
1287.0
78.0
5209.
2
711.1
216.5
1565.5
113.6
10.1
12.7
8.2
25.4
4.5
10.3
12.4
8.5
26.9
4.1
9.4
10.7
8.0< /p>
27.3
4.0
20.8
12.6
16.3
31.8
18.4
米(48%) /
独(14%) / 英(12%) / 仏(8%) / 中(7%)
25.2
13.5
15.9
37.3
25.6
米(47%) / 独(13%) / 中(12%) / 英(10%) / 韓(10%)
29.6
16.7
22.5
42.0
32 .4
米(44%) / 中(16%) / 独(15%) / 英(12%) / 韓
(10%)
1928
2346
2413
5.9
6.5
4.8
< br>209.2
230.1
242.8
6.4
6.3
4.8
20.0
23.6
26.6
1371
< br>2043
2795
6.9
8.3
8.5
141.1
181.0
339.7
7.1
7.3
10.3
32.2
40.1
42.4
4282
4754
5573
4.4
4.4
3.9
59
5.7
640.6
718.9
6.1<
/p>
5.9
5.1
14.0
< br>16.9
18.6
8874
95
64
9805
9.1
8.9
7.3
909.2
1059.3
< br>1221.5
9.3
9.8
9.
1
18.1
22.2
27.0
全論文国内共著相手:東京大学
論文数
1997
-2001
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
理化学研究所
京都大学
科学技術振興機構
東北大学
< br>大阪大学
産業技術総合研究所
高エネルギー加速器研究機
構
名古屋大学
筑波大学
北海道大学
p>
1131
1074
1056
943
889
742
608<
/p>
591
581
533
2002-2006
科学技術振興機構
理化学研究所
京都大学
東北大学
産業技術総合研究所
大阪大学
東京工業大学
名古屋大学
筑波大学
高エネルギー加速器研究機構
論文数
p>
2572
1928
1687
1469
1427
1332
1
130
1010
934
855
2007-2011
科学技術振興機構
理化学研
究所
京都大学
東北大学
大阪大学
東京工業大学
名古屋大学
産業技術総合研究所
北海道大学
筑波大学
論文数
3352
2612
1968
1684
1544
1385
1337
1304
978
914
全論文国際共著相手:東京大学
1997-2001
1
UNIV
MARYLAND
2
WEIZMANN INST
SCI
3
UNIV
HAMBURG
4
UNIV
BOLOGNA
5
UNIV
CAMBRIDGE
6
UNIV
BONN
7
IST NAZL FIS
NUCL
8
TEL AVIV UNIV
9
RUTHERFORD
APPLETON LAB
アメリカ
イスラエル
ドイツ
イタリア
イギリス
ドイツ
イタリア
イスラエル
イギリス
ドイツ
アメリカ
イギリス
イギリス
アメリカ
カナダ
スイス
アメリカ
p>
ドイツ
カナダ
ドイツ
2002-2006
242
CHINESE ACAD SCI
240
MAX PLANCK INST
236
UNIV HAWAII
229
SEOUL NATL UNIV
225
YONSEI UNIV
224
KOREA UNIV
223
PRINCETON UNIV
KYUNGPOOK NATL
223
UNIV
221
COLUMBIA UNIV
219
NATL TAIWAN UNIV
207
HARVARD UNIV
196
WEIZMANN INST SCI
< br>186
SUNGKYUNKWAN
UNIV
中国
ドイツ
アメリカ
韓国<
/p>
韓国
韓国
アメリカ
韓国
アメリカ
台湾
アメリカ
イスラエル
韓国
アメリカ
中国
2007-2011
398
CHINES E ACAD SCI
339
MAX PLANCK INST
330
SEOUL NATL UNIV
UNIV CALIF
319
BERKELEY
253
UNIV WISCONSIN
244
UNIV HAWAII
233
YONSEI UNIV
210
HARVARD UNIV
208
COLUMBIA UNIV
208
UNIV MELBOURNE
203
IST NAZL FIS NUCL
INST THEORET
&
198
EXPT
PHYS
194
UNIV SYDNEY
191
UNIV TORONTO
186
KOREA UNIV
184
NATL TAIWAN UNIV
183
UNIV WASHINGTON
中国
ドイツ
韓国
アメリカ
アメリカ
アメリカ
韓国
ア
メリカ
アメリカ
オーストラリ
ア
イタリア
ロシア
オーストラリ
ア
カナダ
韓国
台湾
アメリカ
587
527
4
51
368
345
338
315
286
272
269
268
257
256
< br>249
249
248
244
p>
243
242
239
10
UNIV
FREIBURG
11
UNIV CHICAGO
12
UCL
13
UNIV
MANCHESTER
UNIV
CALIF
RIVERSIDE
UNIV BRITISH
p>
15
COLUMBIA
14
185
UNIV WISCONSIN
185
PEKING UNIV
182
16
CERN
17
INDIANA UNIV
18
MAX
PLANCK INST
19
UNIV
VICTORIA
20
UNIV
MUNICH
BROOKHAVEN NATL
アメリカ
LAB
オーストラリ
181
U NIV SYDNEY
ア
176
UNIV CHICAGO
アメリカ
173
IST NAZL FIS NUCL
イタリア
173
YALE UNIV
アメリカ
177
STANFORD UNIV
アメリカ
177
UNIV ILLINOIS
アメリカ
UNIV SCI & TECHNOL
p>
176
中国
CHINA
大阪
大学 (日本:1997-2011)
論文数:世界シェア(千分率)
化学
15.0
基礎
生命
科学
7.5
論文数:国内シェア(百分率)
化学
15.0
基礎
生命
科学
7.5
15
材料
科学
15
材料
科学
臨床
医学
0.0
物理
学
臨床
医学
0.0
物理
学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
工学
1997-2001
(
平均
)
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
1997-2001
(
平均
)
工学
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
Top10%
補正論文数:世界シェア(千分率)
化学
15.0
基礎
生命
科学
< br>7.5
Top10%
補正論文数:国内シェア(百分率)
化学
15.0
基礎
生命
科学
7.5
15
材料
科学
15
材料
科学
臨床
医学
0.0
物理
学
臨床
医学
0.0
物理
学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
工学
1997-2001
(
平均
)
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
1997-2001
(
平均
)
工学
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
被引用数:世界シェア(千分率)
化学
15.0
基礎
生命
科学
7.5
被引用数:国内シェア(百分率)
化学
15.0
基礎
生命
科学
7.5
15
材料
科学
15
材料
科学
臨床
医学
0.0
物理
学
臨床
医学
0.0
物理
学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
工学
1997-2001
(
平均
)
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
1997-2001
(
平均
)
工学
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
論文の構成 : 大
阪大学
期間
全体
2:材料
4:計 算機
7:臨床
8:基礎生命
論文の構成 : 大阪大学<
/p>
期間
論文数
論文数
世界
シェア
Top10%
補正
論文数
Top10%
世界
シェア
全体
1:化学
2:材料
p>
科学
3:物理学
4:計算機
&数学
5:工学
6:環境&
地
球科学
7:臨床
医学
8:基礎生命
p>
科学
国
際
共
著
率
97-01
02
-06
07-11
97-01
02-0
6
07-11
97-01
02-06<
/p>
07-11
97-01
02-06
07-11
97-01
02-06
07-11
19128
3310
1275< /p>
3742
21842
3497
1785 p>
4726
21807
3657
1732
4698
5.0
7.0
8.3
9 .0
5.0
6.4
9.2
9.9
3.9
5.5
6.4
8.2
2149.7
405.0
138.7
416.0
2391.3
408.4
180.1
576.7
2514.0
495.4
181.6
557.6< /p>
5.7
8.6
9.0
10.0
5.6
7.5
9.3
12.1
4.6
7.4
6.7
9.7
18.2
p>
13.4
15.6
26.0
米(43%) /
独(12%) / 中(8%) / 英(8%) / 仏(7%)
21.9
21.2
31.1
米(42%) /
中(14%) / 独(13%) / 韓(12%) / 露(7%)
25.5
21.6
21.8
34.9
米(40%) /
中(16%) / 独(13%) / 韓(12%) / 英(9%)
525
606
722
3.3
3
.2
2.6
40.3
44.2
41.7
2.6
2.3
1.5
15.8
17.8
26.0
p>
1277
1395
1377
3.9
3.8
2.7
100.
2
94.1
83.2
3.1
2.6
1.7
15.8
1
9.1
19.7
122
130
242
0.6
0.5
0
.7
5.1
5.2
22.2
0.3
0.2
0.7
21
.3
28.5
36.4
3451
3618
4122
3.5
3.4
2.9
483.9
496.
4
520.4
4.9
4.6
3.7
13.5
17.1
18.3
4594
5026
4954<
/p>
4.7
4.7
3.7
514.3
552.1
564.0
5.3
5.1
4.2
20.3
24.2
27.3
全論文国内共著相手:大阪大
学
論文数
1997-2001
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
東京大学
京都大学
科学技
術振興機構
東北大学
理化学研究所
日本
原子力研究開発機構
産業技術総合研究所
名古屋大学
大阪市立大学
北海道大学
889
< br>859
669
478
355
p>
312
311
261
248
235
2002-2006
科
学技術振興機構
東京大学
京都大学
理化
学研究所
東北大学
日本原子力研究開発機構
産業技術総合研究所
名古屋大学
東京工業大学
大阪市立大学
論文数
1433
1332
1124
762
732
p>
512
481
447
430
412
2007-2011
科
学技術振興機構
東京大学
京都大学
理化
学研究所
東北大学
名古屋大学
九州大学
東京工業大学
産業技術総合研究所
日本
原子力研究開発機構
論文数
1673
1
544
1286
1001
970
685
554
539
508
464
全論文国際共著相手:大阪大学
< br>1997-2001
1
RUSSIAN ACAD
SCI
2
HARVARD
UNIV
3
CHINESE ACAD
SCI
4
MAX PLANCK
INST
5
UNIV
ALABAMA
6
SEOUL NATL
UNIV
7
UNIV CALIF LOS
ANGELES
ロシア
アメリカ
中
国
ドイツ
アメリカ
韓国
アメリカ
アメリカ
アメリカ
ア
メリカ
アメリカ
カナダ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
< br>アメリカ
アメリカ
アメリカ
中国
2002-2006
83
CHINESE ACAD SCI
78
SEOUL NATL UNIV
77
UNIV HAWAII
68
PEKING UNIV
64
YONSEI UNIV
64
KOREA UNIV
SUNGK
YUNKWAN
57
UNIV
53
p>
UNIV MELBOURNE
47
NATL TAIWAN UNIV
47
UNIV SYDNEY
47
INST THEORET
&
EXPT PHYS
中国
韓国
アメリカ
中国
韓国
韓
国
韓国
オーストラリ
ア
台湾
オーストラリ
ア
ロシア<
/p>
アメリカ
アメリカ
韓国
< br>アメリカ
2007-2011
234
CH INESE ACAD SCI
218
UNIV MELBOURNE
201
SEOUL NATL UNIV
177
UNIV SYDNEY
中国<
/p>
オーストラリ
ア
韓国
オーストラリ
ア
アメリカ
スロベニ
ア
261
184
183
182
165
159
157<
/p>
149
148
144
141
140
138
134
133
130
129
123
120
118
177
176
UNIV LJUBLJANA
UNIV SCI & TECHNOL
1
75
中国
CHINA
173
UN IV TEXAS
172
JOZEF STEFAN INST
171
NATL TAIWAN UNIV
168
UNIV HAWAII
163
BUDKER INST
NUCL
PHYS
8
UNIV
UTAH
9
UNIV
WASHINGTON
10
UNIV
TEXAS
11
UNIV
HAWAII
12
UNIV
TORONTO
13
UNIV
CHICAGO
14
UNIV
COLORADO
15
BROOKHAVEN NATL
LAB
アメリカ
スロベニア
< br>台湾
アメリカ
ロシア
ドイツ
p>
韓国
韓国
ロシア
韓
国
アメリカ
ロシア
韓国
41
PRINCETON UNIV
40
39
VIRGINIA
POLYTECH
INST & STATE
UNIV
KYUNGPOOK
NATL
UNIV
160
MAX PLANCK INST
159
KOREA UNIV
157<
/p>
153
SUNGKYUNKWAN
UNI
V
INST THEORET &
EXPT
PHYS
39
UNIV CINCINNATI
37
36
16
UNIV
MARYLAND
RUTGERS
STATE
UNIV
UNIV CALIF
SAN
18
DIEGO
H
NIEWODNICZANSKI
ポーランド
INST
NUCL PHYS
ロシア
オーストリア
インド
インド
17
19
UNIV WISCONSIN
20
NANKAI
UNIV
BUDKER INST
NUCL
PHYS
INST HIGH
ENERGY
36
PHYS
TATA
INST
36
FUNDAMENTAL
RES
35
PANJAB UNIV
151
YONSEI UNIV
UNIV
CALIF
BERKELEY
INST HIGH ENERG
Y
149
PHYS
KYUNGPOOK
NATL
147
UNIV
150
早稲田大学
(日本:1997-2011)
論文数:世界シェア(千分率)
化学
7.0
基礎
生命
科学
3.5
論文数:国内シェア(百分率)
化学
7.0
基礎
生命
科学
3.5
7
材料
科学
7
材料
科学
臨床
医学
0.0
物理
学
臨床
医学
0.0
物理
学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
工学
1997-2001
(
平均
)
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
1997-2001
(
平均
)
工学
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
Top10%
補正論文数:世界シェア(千分率)
化学
7.0
基礎
生命
科学
< br>3.5
Top10%
補正論文数:国内シェア(百分率)
化学
7.0
基礎
生命
科学
3.5
7
材料
科学
7
材料
科学
臨床
医学
0.0
物理
学
臨床
医学
0.0
物理
学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
工学
1997-2001
(
平均
)
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
1997-2001
(
平均
)
工学
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
被引用数:世界シェア(千分率)
化学
7.0
基礎
生命
科学
3.5
被引用数:国内シェア(百分率)
化学
7.0
基礎
生命
科学
3.5
7
材料
科学
7
材料
科学
臨床
医学
0.0
物理
学
臨床
医学
0.0
物理
学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
環境
&
地球
科学
計算機
&
数学
工学
1997-2001
(
平均
)
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
1997-2001
(
平均
)
工学
2002-2006
(
平均
)
2007-2011
(
平均
)
論文の構成 : 早
稲田大学
期間
全体
2:材料
4: 計算機
7:臨床
8:基礎生命
論文の構成 : 早稲田大
学
期間
論文数
論文数
< br>世界
シェア
Top10%
補正<
/p>
論文数
Top10%
世界
シェア
全体
1:化学
2:材料
科学
3:物理学
4:計算機
&数学
5:工学
6:環境&
地球科学
7:臨床
医学
8:基礎生命
科学
国
際
共<
/p>
著
率
97-01
02-06
07-11
97-01
02
-06
07-11
97-01
02-0
6
07-11
97-01
02-06<
/p>
07-11
97-01
02-06
07-11
2828
590
267 p>
750
3857
698
285
1148
4809
735
301
1411
0.7
1.3
1.7
1.8
0.9
1.3
1.5
2.4
0
.9
1.1
1.1
2.5
246.8
p>
61.5
43.9
83.1
369.9
52.2
34.5
168.8
541.7
66.6
32.3
291.0
0.7
2.9
2.0
0.9
1.0< /p>
1.8
3.5
1.0
1.0
1.2
5.1
17.0
7.6
7.9 p>
29.9
米(53%) / 独(26%) / 伊(24%) /
加(21%) / 台(19%)
22.8
12.8
9. 8
35.6
米(41%) / 韓(27%) / 独(27%) /
露(26%) / 台(24%)
30.0
15.6
16 .9
48.8
米(48%) / 独(36%) / 仏(35%) /
伊(31%) / 西(28%)
233
336
461
1.5
1.8
1.6<
/p>
15.5
33.3
34.2
1.0
1.8
1.2
9.0
25.0
29.7
288
409
632
0.9
1.1
1.3
15.5
35.2
37.1
0.5
1.0
0.
7
14.2
23.2
19.3
59
103
116
0.
3
0.4
0.4
3.1
6.1
5.9
0.2
0.2<
/p>
0.2
23.7
21.4
40.5
93
162
406<
/p>
0.1
0.2
0.3
6.1
12.3
27.6
0.1<
/p>
0.1
0.2
16.1
< br>17.9
19.2
381
444
673
0.4
0.4
< br>0.5
18.2
26.4
44.
8
0.2
0.2
0.3
17.6
17.3
25.7
全
論文国内共著相手:早稲田大学
論文数
1997-2001
p>
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
東京大学
筑波大学<
/p>
広島大学
高エネルギー加速器研究機構
大
阪市立大学
産業技術総合研究所
科学技術振興機構
理化学研究所
東京工業大学
物質?材料研究機構
p>
144
136
114
105
90
67
65
61
57
48
2002-20
06
東京大学
筑波大学
広島大学
高エネルギー加速器研究機構
科学技術振興機構
理化学研究所
東京工業大学
産業技術総合研究所
大阪市立大学
京都大学
論文数
389
268
209
208
207
184
170
1
64
136
132
2007-2011
東京大学
筑波大学
広島大学
岡山大学
京都大学
科学技術振興機構
東京工業大学
大阪市立大学
理化学研究所
高エネルギー加速器研究機構
論文数
518
434
313
295
286
263
257
249
224
203
全論文国際共著相手:早稲田大学<
/p>
1997-2001
1
IST NAZL
FIS NUCL
2
MIT
3
UNIV PITTSBURGH
UNIV CALIF
LOS
ANGELES
JOHNS HOPKINS
5
UNIV
6
YALE
UNIV
イタリア
アメリカ
アメリカ<
/p>
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
カナダ
ドイツ
アメリカ
アメリカ
2002-2006
93
ACAD SINICA
92
UNIV NEW MEXICO
92
SEOUL NATL UNIV
90
UNIV ILLINOIS
89
88
87
87
87
86
86
JOINT INST
NUCL
RES
IST NAZL FIS
NUCL
UNIV CALIF
LOS
ANGELES
UNIV
WISCONSIN
UNIV CALIF
DAVIS
DUKE UNIV
MIT
台湾
アメリカ
韓国
アメリカ
ロシア
イタリア
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ<
/p>
アメリカ
アメリカ
イタリア
アメリカ
カナダ
アメリカ
イ
タリア
アメリカ
イギリス
2007-2
011
181
IST NAZL FIS NUCL
180
OHIO STATE UNIV
166
UNIV NEW MEXICO
148
UNIV ILLINOIS
138
UNIV PADUA
132
ACAD SINICA
130
UNIV CHICAGO
130
129
129
129
SEOUL NATL UNIV
UNIV
MICHIGAN
YALE UNIV
HARVARD UNI
V
イタリア
アメリカ
アメリカ
アメリカ
イタリア
台湾
アメリカ
韓国
アメリカ
アメリカ
アメリカ
374
366
336
327
312
297
287
279
275
2
74
274
271
271
268
268
267
267
267
266
265
< br>4
7
DUKE UNIV
8
p>
9
10
11
UNI
V ILLINOIS
UNIV NEW
MEXICO
BRANDEIS UNIV
HARVARD
UNIV
12
MCGILL
UNIV
13
UNIV
KARLSRUHE
14
PURDUE
UNIV
15
UNIV
WISCONSIN
86
UNIV MICHIGAN
FERMILAB
NATL
ACCELERATOR
LAB
86
UNIV PISA
86
86
UNIV ROCHESTER
85
UNIV TORONTO
85
85
85
85
UNIV FLORIDA
UNIV
BOLOGNA
BRANDEIS UNIV
UNIV
GLASGOW
129
ARGONNE NATL LAB
アメリカ
127
MCGILL UNIV
127
DUKE UNIV
MICHIGAN STATE
127
UNIV
127
UNIV TORONTO
126
126
126
126
UNIV GENEVA
UNIV
PISA
UNIV PITTSBURGH
UNIV GLAS
GOW
カナダ
アメリカ
アメリカ
カナダ
スイス
イタリア
アメリカ
イギリス
16
ARGONN
E NATL LAB
アメリカ
17
18
19
20
UNIV
BOLOGNA
UNIV TORONTO
UNIV
MICHIGAN
UNIV PADUA
イタリア
カナダ
アメリカ
イタリア
パ
ート1
128
大学の研究状況シートを比較して見えてくること
<研究ポートフォリオ>
?
日 本の
128
大学の研究ポートフォリオはその形状が単一的ではなく多様であるこ
とから、それぞれ異なる特徴を有する大学であることが明らかとなった。
<研究論文の量変化>
?
19 97-2001
年から
2007-2011
年にかけての論文数の 伸び率
?
早稲田大学(
70
< p>%増)、日本大学(56
%増)、順天堂大学(
62
%増)など。
?
国立 大学では、東京大学、京都大学、東北大学の伸び率が
20
%台であり、
比較的伸び率の高い例として、東京農工大学(
48
%増)、愛媛 大学(
40
%増)
などがある。
<研究論文の質の変化>
?
2 007-2011
年で注目度の高い
Top10
%補正論文数が年 間
100
件を越える大学で、
10
年間の 高い伸び率を示す大学
?
早稲田大学(
119
%増)、岡山大学(
79
%増)、筑波大学(
63
%増)、
慶應義塾大学(
54
%増)など。
?
同様に年間
50
< p>件を越える大学で、10
年間の高い伸び率を示す大学
< /p>
?
総合研究大学院大学(
218
%増)、東 京農工大学(
78
%増)、
順天堂大学(
61
%増)、愛媛大学(
59
%増)、富山大学(
58
%増)、
近畿大学(
57
%増)、信州大学(
51
%増)など。
<国内?国際共著相手の変化>
?
?
国際共著相手を見ると、多くの大学におい て、
1990
年代後半は欧米の研究機関
との共著関係が
中心であったが、
2000
年代に入り中国や韓国などのアジアの研
究機関との共著が多くなってきている。
パート2
国レベルでの科学研究のベンチマーキング
?
国全体としての科学研究の状況はこれまで以下のように把握していた。
<化学>
?
主要国の論文数の伸び率
米国:
13
%
ドイツ:
19
%
論文数
化学
2002-2004
2008-2010
国立大学
公立大学
私立大学
独法
企業
日本全体
伸び率
?
日本 全体として論文数が減少してお
り、先進国では見られない状況となっ
< br>ている。
?
日本の内部構造を見ると、1番大き な
役割を果たしている国立大学セクター
の論文数の頭打ちが見
られる。
<物理学>
?
主要国の論文数の伸び率
米国:
25
%
ドイツ:
33
%
p>
5,199
379
1,373
860
782
9,100
5
,159
348
1,407
872
p>
631
8,888
-1%
< br>-8%
2%
1%
-19%
-2%
論文数
物理学
2002-2004
2008-2010
国立大学
公立大学
私立大学
独法
企業
日本全体
伸び率
?
日本全体とし ての論文数の伸びは、
米?英など先進国並みである。
?
日本の内部を見ても、いずれのセク
ターにおいても状況が良
い。
3,240
173
558
795
473
5,733
p>
3,926
201
746
< br>1,077
576
7,099
2
1%
16%
34%
35%
22%
24%
<臨床医学>
?
主要国の論文数の伸び率
米国:
35
%
ドイツ:
28
%
p>
論文数
臨床医学
2002-2004
2008-2010
国立大学
公立大学
私立大学
独法
企業
日本全体<
/p>
伸び率
?
日本全体としての論文数は伸びている< /p>
が、米?独など先進国より低い。
?
1
番大きな役割を
果たす国立
大学が伸び悩んでいる。一
方、私立大学が論文数を伸ばしており、
日本全体としての論文数の伸びをもた
らすという構造である。
< /p>
6,494
1,067
2,964
194
318
14,194
< br>6,645
1,036
3,725
359
308
15,981
2%
p>
-3%
26%
85%
-3%
13%
出典:科学技術政策研究所
調査資料
204
科学研究のベンチマーキング
2011
11
パート2
化学分野における
日本の大学の量と質の状況
(
2007-2011
年)
?
日本全体および大学セクターにおいて、論文数の減少に直面している分野である。
?
化学は、物理学と比べて、第
1
層(
4
大学)、第
2
層( p>
11
大学)の大学数が少なく、第
3
層(
p>
23
大学)が多いという構造となっている。
?
また、第
1
層の大学は研究アウトプットの量?質ともに維持しているものの、第
2
層や p>
第
3
層の多くの大学が量や質において低下傾向を示している 。
?
したがって、日本とし ての化学の停滞の状況は、一部の大学によるものではなく、
多くの大学の量?質の低下
によるものである。
<化学分野の日本の大学の量と質の構造(
2007-2011
年)>
量
V1
V2
V3
V4
V5< /p>
総計
化学
世界シェアの
世 界シェアの
世界シェアの
世界シェアの
世界シェアの
0.5%以上
0.25~0.5%
0.1~0.25%
0.05~0.1%
0~0.05%
化学
該当<
/p>
大学数
質
Q1
Q値:12%以上
3
1
4
6
3
1
1
5<
/p>
7
7
10
3
p>
24
27
26
15
18
34
35
26
第1層
第2層
第3層
4
11
23
Q2
Q3
Q値:6~9%
Q4
Q値:3~6%
Q5
Q値:3%未満
算出不可
総計
3
5
10 p>
20
90
128
第
1
層:
日本の研究活動の牽引役の大学
第
2
層:
第
< p>1層を量?質ともにフォローする日本の研究活動の厚みに該当する大学
第
3
層:
第
< p>2層の厚みを増加させるポテンシャルを持つ大学
※質の指標に用いた
Q
値とは、論文数に占める
Top10
%補正論文数の割合である。
12
パート2
化学分野における
日本の大学の量と質の状況
(
2007-2011
年)
量
[V1]世界シェア0.5%以上
[V2]世界シェア0.25%以上0.5%未満
V
Q
< p>伸
Qクラス
伸
の変化
p>
び
び
率
率
[
V3]世界シェア0.1%以上0.25%未満
V
Q
伸
Qクラス
伸
の変化
び
び
率
率
[V4]世
界シェア0.05%以上0.1%未満
V
Q
伸<
/p>
Qクラス
伸
の変化
び
び
率
率
化学
大学名
Vクラス
の変化
V
p>
Q
伸
Qクラス
伸
の変化
び
び
率
率< /p>
大学名
名古屋大学
Vクラス
の変化
大学名
Vクラス
の変
化
大学名
奈良先端科学技術大学院大学
Vクラス
の変化
質
[
Q1]
12%以上
東京大学
京都大学<
/p>
大阪大学
0
0
0
0
0
0
0
p>
0
1
0
第
1
層
北海道大学
東北大学
東京工業大学
九州大学
0
-1
-1
0
0
0
1
0
筑波大学
千葉大学<
/p>
大阪府立大学
慶應義塾大学
東京理科大学
早稲田大学
0
0
0
0
0
0
1
-1
0
1
-1
0
信州大学
金沢大学
< br>首都大学東京
関西大学
-1
-1
-1
0
1
2<
/p>
-1
-1
0
北陸
先端科学技術大学院
0
[Q2]
9%以上
12%未満
第
2
層
< /p>
東京農工大学
神戸大学
広島大学
0
1
0
1
0
0
山形大学
横浜国立大学
富山大学
岐阜大学
名古屋工業大学
p>
京都工芸繊維大学
兵庫県立大学
-1
0
-1
0
0
-1
0
1
-1
0
1
1
0
-1
[Q3]
6%以上
9%
未満
第
3
層
岡
山大学
0
-1
群馬大学
静岡大学
徳島大学
熊本大学
大阪市立大学
日本大学
-1
-1
-1
0
-1
0
0
1
0
0
-1
-1
0
-2
[Q4]
p>
3%以上
6%未満
<表の見方>
1997-2001年との比較
量のクラス(V1~V4)と
質のクラス(Q1~Q4)の変化
クラス上昇
クラス
変化なし
クラス下降
量(論文数)と
質
(Q値)の変化
伸び率20%以上
伸び率0~20%
伸び率マイナス
近畿大学
(注)各セルに属する大
学の順番は
128
大学の研究状況シート
の並びに準ずる
。
13
パート2
材料科学分野における
日本の大学の量と質の
状況(
2007-2011
年)
?
p>
材料科学における日本の大学の構造をみると、第
1
層は
2
大学、第
2
層は
12
大学、< /p>
第
3
層は
16
大学となって いる。第
1
層、第
2
層に大学が位置しており、構 造としては悪
くない。
?
しかしながら、これらの大学の状況を詳細にみると、第
1
層の大学で
Q
値の伸び率
がマイナスの大学があることが
目立つ。
?
また第
2
層においては、全ての大学で
Q
伸び率のマイナスが見ら れる。
?
また第
< p>3層においても第
2
層同様に、
Q
< p>伸び率でマイナスとなっている大学が多く見
られる。
< p>
<材料科学分野の日本の大学の量と質の構造(
2007-2011
年)>
量
V1
V2
V3
V4
V5
総計
材料科学
世界シェアの
世界シェアの
世界シェア の
世界シェアの
世界シェアの
0.5%以上
0.25~0.5%
0.1~0.25%
0.05~0.1%
0 ~0.05%
材料科学
該当
大学数
p>
2
12
16
質
p>
Q1
Q値:12%以上
1
< br>1
1
4
1
1
3
2
1
2
3
4
6
2
p>
24
10
9
13<
/p>
34
6
28
21
17
20
36
6
128
第1層
第2層
第3層
Q2
Q値:9~12%
Q3
p>
Q値:6~9%
Q4
Q値:3~6%
Q5
Q値:3%未満
算出不可
総計
3
5
7
17
96
第
1
層:
日本の研究活動の牽引役の大学
第
2
層:
第
< p>1層を量?質ともにフォローする日本の研究活動の厚みに該当する大学
第
3
層:
第
< p>2層の厚みを増加させるポテンシャルを持つ大学
※質の指標に用いた
Q
値とは、論文数に占める
Top10
%補正論文数の割合である。
14
パート2
材料科学分野における
日本の大学の量と質の
状況(
2007-2011
年)
量
[V1]世界シェア0.5%以上
[V2]世界シェア0.25%以上0.5%未満
V
Q
< p>伸
Qクラス
伸
の変化
p>
び
び
率
率
[
V3]世界シェア0.1%以上0.25%未満
V
Q
伸
Qクラス
伸
の変化
び
び
率
率
[V4]世
界シェア0.05%以上0.1%未満
V
Q
伸<
/p>
Qクラス
伸
の変化
び
び
率
率
材料
科学
大学名
東京大学
Vクラス
の変化
V
Q
伸
Qクラス
伸
の変化
び<
/p>
び
率
率
大学名
Vクラス
の変化
大学名
広島大学<
/p>
Vクラス
の変化
大学名
< br>信州大学
慶應義塾大学
Vクラス
の変化
質
[Q1]
1
2%以上
0
1
0
0
-1< /p>
-1
0
0
第
p>
1
層
大阪大学
0
< p>0北海道大学
東京工業大学
京都大学
九州大学
0
-1
-1
0
0
0
-1<
/p>
-1
筑波大学
東京理科大学
早稲田大学
0
0
0
0
1
-1
東京農工大学
富山大学
京都工芸繊維大学
-1
0
-1
0
2
2
[Q2]
9%以上
1
2%未満
第
2
層
東北大学
0
-1
名古屋大学
0
0
長岡技術科学大学
名古屋工業大学
0
0
0
0
豊橋技術科学大学
神戸大学
熊本大学
首都大学東京
-1
0
0
0
0
-2
1
-1
[Q3]
6%以上
9%未満
第
3
層
大阪府立大学
-1
-3
横浜国立大学
金沢大学
静岡大学
岡山大学
九州工業大学
兵庫
県立大学
0
0
-1
0
0
-1
-2
-1
-2
-3
1
< br>-3
[Q4]
3%以上
6%未満
<表の見方>
1997-2001年との比較
< br>量のクラス(V1~V4)と
質のクラス(Q1~Q4)の変化
< br>クラス上昇
クラス変化なし
クラス下降
< br>量(論文数)と
質(Q値)の変化
伸び率20%以上
p>
伸び率0~20%
伸び率マイナス
(注)各
セルに属する大学の順番は
128
大学の研究状況シート
の並びに準ずる。
15
パート2
物理学分野における
日本の大学の量と質の状
況(
2007-2011
年)
?
日本全体および大学セクターにおいて、研究アウトプットの量?質ともに拡大基調の
< br>分野である。
?
その 背景として、一部の大学が量?質の向上を生みだしているのではなく、多くの大
学の量
?質の向上によるものであることが本調査から分かった。
?
また、物理学は特に第
1
層(
8
大学)と第
2
層(
17
大学)の大 学の数が他分野に比べ
て充実しているが、第
3
層につい ては質の面で停滞傾向がみられる。第
1
~
2
層の
大学と第
3
層の大学との間で
2
極化が起きつつあると考えられる。
<物理学分野の日本の大学
の量と質の構造(
2007-2011
年)>
量
V1
V2
V 3
V4
V5
総計
物理学
世界シェアの
世界シェアの
世界シェアの
世界シェ アの
世界シェアの
0.5%以上
0.25~0.5% p>
0.1~0.25%
0.05~0.1%
0~0.05%
物理学
該当
大学数
質
Q1
Q値:12%以上
4
2
2
10
5
4
p>
10
5
11
19<
/p>
41
3
31
11
18
24
41
3
128
第1層
第2層
第3層
8
17
14
Q2
Q値:9~12%
Q3
Q値:6~9%
Q4
Q値:3~6%
Q5
Q値: 3%未満
算出不可
総計
2
2
1
3
4
6
4
13
16
89
第
1
層:
日本の研究活動の牽引役の大学
第
2
層:
第
< p>1層を量?質ともにフォローする日本の研究活動の厚みに該当する大学
第
3
層:
第
< p>2層の厚みを増加させるポテンシャルを持つ大学
※質の指標に用いた
Q
値とは、論文数に占める
Top10
%補正論文数の割合である。
16
パート2
物理学分野における
日本の大学の量と質の状
況(
2007-2011
年)
量
[V1]世界シェア0.5%以上
[V2]世界シェア0.25%以上0.5%未満
V
Q
< p>伸
Qクラス
伸
の変化
p>
び
び
率
率
[
V3]世界シェア0.1%以上0.25%未満
V
Q
伸
Qクラス
伸
の変化
び
び
率
率
[V4]世
界シェア0.05%以上0.1%未満
V
Q
伸<
/p>
Qクラス
伸
の変化
び
び
率
率
物理学
大学名
Vクラス
の変化
V<
/p>
Q
伸
Qクラス
伸
の変化
び
び
率
率
大学名
筑波大学
広島大学
Vクラス
の変化
大学名
千葉
大学
電気通信大学
新潟大学
総合研究大
学院大学
神戸大学
岡山大学
首都大学東
京
Vクラス
の変化
大学名
信州大学
愛媛大学
佐賀大学
神奈川大学
立命館大学
Vクラス
の変化
質
[Q1]
12%以
上
東京大学
東京工業大学
名古屋大学<
/p>
京都大学
0
0
0
0
0
0
1
p>
1
0
0
0
1
0
0
0
1
0
0
0
< br>0
0
0
2
1
0
2
1
2
0
0
1
1
p>
0
1
1
1
1
2
2
1
1
2
第
1
層
東北大学
大阪大学
0
0
0
0
大阪市立大学<
/p>
東京理科大学
早稲田大学
山形大学
東京農工大学
金沢大学
青山学院大学
0
0
0
0
1
0
2
0
< br>[Q2]
9%以上
12%未満
第
2
層
北海道大学
九州大学
0
0
0
1
静岡大学
慶應義塾大学
1
0
-2
-1
埼玉大学
横浜国立大学
日本大学
0
0
0
1
0
< br>0
[Q3]
6%以上
9%未満<
/p>
第
3
層
大阪府立
大学
1
-1
名古屋工業大学
徳島大学
p>
九州工業大学
兵庫県立大学
0
0
0
0
-2
-3
0
0
[Q4]
3%以上
6%未満
<表の見方>
< br>1997-2001年との比較
量のクラス(V1~V4)と
質のクラス(Q1~Q4)の変化
クラス上昇
クラス変化な
し
クラス下降
量(論文数)と
質(Q値
)の変化
伸び率20%以上
伸び率0~20%
< br>伸び率マイナス
(注)各セルに属する大学の順番は
128
大学の研究状況シート
の並びに準ずる。
17
パート2
計算機科学?数学分野における
日本の大学の
量と質の状況(
2007-2011
年)
?
計算機科学?数学分野における日本の大学の構造をみると、第
1
< p>層は0
大学、第
2
層は
3
大学、第
3
層は
19
大学とな っている。
?
これらの大学 の状況を詳細にみると、第
1
層に該当する大学が見られないのが日
本の現状である。
?
2
層では、東京工業大学が
V
伸び率
20
%以上、
Q
クラスの上昇、
Q
伸び率
20
%以
上と良いが、東京大学と京都大
学では
Q
伸び率がマイナスとなっており、状況が異
なる
。
?
第
3< /p>
層については、量的拡大にある大学が多く見られる一方、質の面については、
九州工業大学のように
Q
クラスの上昇、
Q
伸 び率
20
%以上と状況の良い大学と、
Q
クラスの低下、
Q
伸び率マイナスという大学が混じっていることが分かる。 p>
<計算機科学?数学分野の日本の大学の量と質の構造(
2 007-2011
年)>
量
V1
V2
V3
V4
V5
< p>総計
計算機科学
?数学
計
算機科学
?数学
世界シェアの
世界シェアの p>
世界シェアの
世界シェアの
世界シェアの
0.
5%以上
0.25~0.5%
0.1~0.25%
0.05~0. 1%
0~0.05%
該当
大学数
0
3
19
質
Q1
Q値:12%以上
2
1
1
4
1
4
4
5
12
8
13
14
47
12
13
11
21
24<
/p>
47
12
128
第1層
第2層
第3層
Q2
Q値:9~12%
Q3
Q値:6~9%
Q4<
/p>
Q値:3~6%
Q5
Q値:3%未満
算出不可
総計
0
3
9
10
106
第
1
層:
日本の研究活動の牽引役の大学
第
2
層:
第
< p>1層を量?質ともにフォローする日本の研究活動の厚みに該当する大学
第
3
層:
第
< p>2層の厚みを増加させるポテンシャルを持つ大学
※質の指標に用いた
Q
値とは、論文数に占める
Top10
%補正論文数の割合である。
18
-
-
-
-
-
-
-
-
-
上一篇:日本大学各专业排名及经费情况
下一篇:的日本著名美术类大学入学考试要求